日本人の恋人がいる外国人が日本で経営または就労したいときに取得すべきビザとは?
- rirakkuma2160
- 3月13日
- 読了時間: 3分
こんにちは。さて、ブログを書き始めて7日目ですが、土日はお休みDAYにしてみました。平日週5回で続くように頑張りたいと思います。
本日は、事例のお話をしようと思います。以下の設定の女性が長期滞在のビザを取得する場合どのビザが最適か考えていきたいと思います。
【想定の外国人の設定】
・5年を超えて交際をしている日本人の恋人がいる外国人
・日本と母国を行き来している。(母国に持病を持つ親の存在)
・日本でもビジネスを行いたいと考えている
・母国語と日本語を話せる
・日本で母国の商品を日本で販売する貿易の仕事か通訳の仕事をしたい
・経営や管理経験がゼロ
・最終学歴は高校卒業
日本人と5年間交際している外国人が、日本と母国を行き来しながら生活をしている場合、日本でビジネスを始めたり、就職をしたいと考えることもあるでしょう。特に貿易業は、日本と母国の関係を活かせる魅力的な分野です。しかし、実際に会社を経営する場合や就労する場合には、自身の生活の適したビザを取得する必要があります。本記事では、最適なビザの種類について解説します。

1.日本人の配偶者等ビザ(最適)
⭕️今回想定している外国人に最適なビザ
⭕️ 理由:一番シンプルで、活動制限がなく自由に仕事ができる
メリット
・ どんな仕事も可能(風営関係以外は制限なし)
・ 経営管理ビザなしで会社経営も可能(経営管理ビザの要件を満たさなくてもOK)
・ 更新が比較的簡単(婚姻生活が安定していれば更新しやすい)
・ 永住権の取得が早い(日本人と結婚している場合、永住申請の要件が5年→3年に短縮される)
デメリット
✖ 離婚するとビザの更新ができなくなる(ただし、定住者ビザに変更できる場合あり)
2.経営・管理ビザ(条件が厳しいので非推奨)
🚫 今回想定している外国人にには向いていない
🚫 理由:「赤字を出すと更新が面倒」「管理経験3年必要」「会社経営経験がないと厳しい」
メリット
・ 会社を設立して経営できる
・ 長期的な滞在が可能
デメリット
✖ 資本金500万円以上必要
✖ 既存会社に入る場合でも管理経験3年以上が必要(該当しない可能性あり)
✖ 今回想定している外国人が経営し、赤字だと更新が難しい
→ 今回想定している外国人には「配偶者ビザ」で会社経営する方が楽なので、経営・管理ビザを選ぶ必要はない。
3.技術・人文知識・国際業務ビザ(通称:技人国ビザ)
🔶 条件を満たせば選択肢の一つ
🔶 理由:就職できるなら取得は比較的簡単だが、職種に制限あり
メリット
・ 特定の職種(通訳、貿易業務など)で働ける
・ 日本の企業に就職できれば、比較的取得しやすい
デメリット
✖ アルバイトや単純労働は不可
✖ 大学などを卒業し、技人国ビザの職務内容に関連した学校を卒業しているか、日本語検定にも合格しているか見られる
✖ 転職すると、仕事内容によってはビザの更新ができなくなる
→ 日本人の配偶者候補がいるなら、あえて技人国ビザを取る必要はない。配偶者ビザの方が自由度が高い。
結論
✅ 最適:日本人の配偶者ビザ
✅ 理由:「細かいことを気にしなくてOK」「経営管理ビザなしで会社経営可能」「更新が簡単」ただし、外国と日本を行ったり来たりしていると毎年1年更新が続く可能性あり。
🚫 経営管理ビザは条件が厳しく、今回想定している外国人には向かない
🔶 技人国ビザは就職できるなら選択肢になるが、配偶者ビザの方が自由度が高い
👉 日本人の恋人とお互いに結婚の意思があり、結婚ができるなら「配偶者ビザ」が圧倒的にオススメ!
日本での長期滞在を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください!







